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めまい

 めまいの多くは良性発作性頭位めまい症などの末梢性めまい(耳周辺の臓器から来るめまい)が最も多いと言われています1。心臓や脳、血圧低下に伴う病気の場合でも同様の症状が起こります。これらの疾患では末梢性めまいとは異なり、早めの対応が要される場合があります。めまいが起こった状況やどういっためまいなのか、どのくらい続くか、安静時に症状は消失するかなど実際のお話が大事になってきます。

 

 心臓由来の不整脈が原因であった場合には生活習慣の一部変更や投薬治療、場合によっては不整脈の根治術としてカテーテル治療/アブレーション治療が有効なケースもあります。また、心臓の構造上に問題がある場合にはリスクを踏まえて侵襲的な治療が考慮されることもあります。脳疾患が疑われる場合にはより高度な精査ができる施設への紹介が必要となります。

  1. K Kronenke, RM Hoffman, D Einstadter. How common are various causes of dizziness? A critical review. South Med J. 2000;93(2): 160-7

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